- たいき
- I
たいき【台記】院政期の左大臣藤原頼長の日記。 一二巻。 漢文体。 1136年から55年の間の記事が断続的に残存する。 保元の乱の研究および宮中の儀式を知るうえで重要な史料。 宇槐(ウカイ)記。 槐記。 宇治左府記。 宇左記。IIたいき【大器】(1)大きな容器。 大きな入れ物。(2)大きな器量。 優れた才能。 また, それのある人。⇔ 小器「未完の~」IIIたいき【大気】※一※ (名)地球をとりまく気体の層。 窒素・酸素を主成分とし, アルゴン・二酸化炭素・水素・オゾンなどを少量含む。 太陽からの有害な紫外線をさえぎる一方, 地球から宇宙への熱の放散を防ぎ, また, 対流圏においてはさまざまな気象現象をもたらす。※二※ (形動)心の大きいさま。 細かいことにくよくよしないさま。 大度(タイド)。IV
「~な人で…札を撒いて歩いたといふ話を聞いてゐる/黴(秋声)」「さても~な大じん/浮世草子・一代男 3」
たいき【大逵】〔「逵」は大道の意〕大通り。 大路。Vたいき【対機】〔仏〕(1)仏陀が衆生の素質や能力(=機根)に相応した手段をとること。(2)仏・菩薩の教化の対象。 衆生。(3)禅家で, 師が学ぶ者の問いに答えること。VIたいき【待機】準備をととのえ, 時機のくるのを待つこと。VII「~中の部隊」「控え室で~する」
たいき【隊旗】その隊を代表して示す旗。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.